ことしも石崎の奉燈祭の見物に出かけてしまいました。
どうも、あの太鼓、笛、鉦の音と、
あの「イヤサカサッセ、サカセ、サカサッセ!」の
威勢のいい掛け声が、TVのニュースから流れてくるといけません!
夕食もそこそこに18:30に家を出て、車を走らせて
七尾市石崎町へと駈け付けました。
夜の奉燈が、動くのは20:00から、JR和倉温泉駅近くの
臨時駐車場に、何とか車の駐車もできて、
かって知ったる石崎町の裏道をショートカットして
6基の奉燈が、勢揃いしている堂前広場に着いたのは
ジャスト20:00、東1区の奉燈が、広場を練って
石崎町の西側、西1区地区に向かい移動を開始したところでした。
高さ12~15m、重さ2トンの大奉燈(キリコ)が
100名近い威勢の良い若衆たちに担かれて
道幅ぎりぎりいっぱいの街中を練ります。
石崎の町は東1区から東4区、西1区から西3区の
合わせて7区で成り立っていますが、西3区の奉燈は、
祭りの前日、JR和倉温泉駅の広場で担がれますが
堂前広場に集合する6基の中には含まれていません。
各々の奉燈は大きさや飾りなどにもライバル意識が、高いようで
奉燈にかかれた立派な書や裏側に描かれた絵を見るのも
楽しみの一つです・・・
奉燈には笛、鉦を打つ子どもたち7~8人と
太鼓打ちの大人が乗り込み、その囃子方のリズムで
担き手が、掛け声とともに一糸乱れぬ動きを見せるところが
石崎奉燈祭の魅力でもある
町の西の端まで行った奉燈は、今度は東の端に向かいます。
祭りは日の変わる深夜までつづきます。