昨日、金沢地方気象台が「開花宣言」を発表しました。例年ならばいよいよ桜のシーズン到来とウキウキした気分になるのですが、被害を受けた能登地方のことを考えるといまだ暗い気分から脱出できないでいます。
災害現場では復旧作業が本格化してきています。特に道路と水道などのインフラ関係に重点が置かれ、これまでに被害が比較的軽微だった能登有料道路、羽咋市の柳田インターと志賀町の徳田大津インター間、それに能登縦貫道路の七尾~徳田大津間が開通。不通となっていた「のと鉄道」(七尾ー穴水間)も今日から列車の運行を再開しています。この他、被害の大きかった徳田大津から以北の能登有料道路や能登島大橋もゴールデンウィークまでの開通を目指しています。
また、昨日から金沢から「ボランティア・バス」の運行が開始されました。県外からも多くの人々が駆けつけ倒壊家屋の後片付けや避難場所でお年寄りの健康ケアーに当たる姿を見るにつけ心温まる思いです。
和倉方面まで通行可能となった能登有料道路
徳田大津以北の復旧には約1ヵ月かかりそうです・・・
被害拡大が心配された雨も午後には上がりました
雨あがりの日本海