2007アメリカズ・カップ 熱戦を展開 !

6月24日から2007アメリカズ・カップの本戦がスペインのバレンシア沖ではじまりました。
対戦するのはア杯を140余年ぶりにヨーロッパに持ち帰った前回優勝国のスイス「アリンギ・チーム」に予選のルィビトン・カップを勝ち抜いてカップ奪還を目指すニュージーランドの「エミレーツ・チーム」(チーム・ニュージランド=TNZ)です。 第1戦はカップ防衛艇の「アリンギ」が35秒差で圧倒的な強さを示しフィ二シュ!
ところで、今回、挑戦艇のチーム・ニュージーランドには日本人としては初のア杯参加メンバーなった鹿取正信が解析担当として加わっていることや、これまでのニッポン・チャレンジ時代はクリス・ディクソンらNZ選手のサポートを受けたこともあり、個人的にはTNZの応援団で2戦以降の勝敗の行方を心配していましたが、うれしいことに25日の第2戦、TNZはアリンギを26秒差で下し、対戦成績を1勝1敗のタイとしました。
このア杯戦を注目していて、かつてニッポン・チャレンジの草の根応援団としてアメリカ・サンディエゴに娘たちも連れて応援に出かけた感動の日がよみがえってきました。その当時のクルーが外国てチームのメンバーとして活躍していることを見るにつけ、日本としてもヨットレースの最高峰であるア杯へのチャレンジを再開してほしいと願うばかりです。

思い出のニッポン・チャレンジの写真をいまも部屋に飾っています!

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memo:アメリカズ・カップの歴史 1851年イギリスで開催された第1回万国博覧会の折、ロイヤル・ヨット・スコドロンが開いたワィツ島一周ヨットレースが始まり。このレースにニューヨークから参加した「アメリカ」号が優勝。その後、100数十年にわたりアメリカがカップを独占していた。銀製の水差しの形をしたア杯、当時のお金で100ギニーズで購入したことから「100ギニーズ・カップ」とも呼ばれ、ビクトリア女王からアメリカ号に下賜されました。
レースを見物に来ていた当時のビクトリア女王が、最初に港に入ってきたア号をみて、「うちの船は?」と問いただしたところ、侍従は,まったく視界の中に後続艇が見えず「There is no second !」と答えた有名な言葉が、いまに語り次がれています。尚、第1回アメリカズ・カップとしてスタートしたのはおよそ20年後の1870年のことでした。
by makimaki59 | 2007-06-26 09:08 | セーリング | Comments(2)
Commented by gonkappa at 2007-06-27 19:43
何年か前、アメリカズカップをテレビでよく特集していた時がありましたが、それを見てまるで格闘技のような激しいスポーツだなというのと、
一方ですごい計算に基づいて操縦され、それに応えるようにクルーが
てきぱきと働いているのが印象的だったように思いますが、やはり
この大会は世界でもトップクラスの大会なんでしょうね・・
Commented by 風の旅人 at 2007-06-27 22:13 x
gonさんへ
よくご存知ですね!
日本が出場していないためか、TV中継やnewsでも
ほとんど取り扱われていないのが残念です。
世界最高峰と言われるのは歴史的に古いだけではなく、
出場する艇は自国製で無ければならないとの条件があることから
その国の最高のテクノロジを集約したハイテク艇。
いわゆるヨットのモンスターです。
130年近くカップを独占してきたアメリカ艇にはNASなどの
最新技術が導入されていたことは、よく知られています。
それと、その艇の性能を最大限に引き出す乗り手の技量。
この世界も「人・物・金」の3っがそろったチームがア杯を手にするのでしょうね。
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