陸奥の旅・・・④

美味しい蕎麦をいただいた後は、現存する最古の学問所、
、「旧有備館」(国指定史跡、名勝)を見学。
この地は伊達政宗が米沢から仙台に移る一時期(1591~1601年)居城を構えたところ。
当初は岩手沢と呼ばれていた地名を岩手山と変え、仙台に移った後は、
四男、宗春を初代城主とする岩手山伊達家が誕生しています。

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この屋敷は2代宗敏の隠居所と建てられたものですが、
その後、3代敏親が学問所を併設し、藩士の子弟の教育の場としました。

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三日月兜を着けた伊達政宗公のお出迎えです。

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本丸の断崖を借景とした、回遊式池泉庭園
石州流3代・清水道竿作庭と言われる
 
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池の中には、いくつかの小島が配置されています。
その一つ茶室(4畳半)があることから、その名も茶呑島と言うそうです。

ところで、加賀藩の学問所は文学の明倫堂・武学の経武館があり、
あわせて学校と呼んでいたようです。
当初は兼六園内に造られましたが、その後、千石町(現中央公園)に移され、
旧制第四高等学校(四校)・金沢大学とつながっています。

by makimaki59 | 2009-06-19 07:33 | 日記
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