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映画鑑賞 「墨攻」 

久しぶりの映画鑑賞です。天気が良くて映画鑑賞するのには一寸と勿体ないような気がしましたが、思い切って出かけて見ました。水曜日はレディス鑑賞日とあって平日にも関わらずかなりの賑わい・・・知人にも声をかけられました。
酒井賢一の小説「墨攻」は、後に漫画家・森秀樹と脚本家久保田千太郎によって漫画化され小学館発行のビックコミックで連載され人気を集めました。
残念ながら10年前くらいに連載は打ち切られましたが、映画では、どのように描かれるのかと興味津々で鑑賞しました。
主人公の墨家「革離」(かくり)のイメージがコミックに描かれている革離と違う感じがしたが、戦闘シーンなどはエキストラの数も多く黒澤明の「乱」にオーバーラップするものがあり、なかなかの迫力。この映画、日本・中国・韓国・香港の3国4地域の合同制作作品とあって革離にはアンディ・ラウ(香港)・敵将の巷淹中にアン・ソンキ(韓国)・革離を慕う女性の騎馬隊長役にはファン・ビンビン(中国)の人気俳優を配しストリーを盛り上げます。中でも韓国の国民的スターと言われているアンディ・ラウの渋い演技が光っていました。
この他、城攻めの各種兵器や日本での千早城の攻防・真田の上田城の戦いに見られるような数々の戦術,戦略がすでに紀元前450年前に繰り広げられていたことにも驚かされます。
墨家には十論と言うものがあり、その中で「兼愛」・・・・自分を愛するように他人をも愛する。 「非攻」・・・他国を攻めない。

墨家の思想が実行されれば、世界平和が実現可能なのですが
何世紀も経ても戦争の繰り返し・・・・人類とはおろか動物ですネ

by makimaki59 | 2007-02-07 22:18 | 日記 | Comments(2)

映画鑑賞 「父親たちの星条旗」

時雨模様の天気続きで気分転換にと、太平洋戦争の激戦の地「硫黄島」を扱った「父親たちの星条旗」を見てきました。
この映画は2部作で1部は「父親たちの星条旗」。2部は12月9日に封切となる「硫黄島からの手紙」で日米双方の視点から「戦争とは何か・・・・」を問いかけるクリント・イーストウッド監督の意欲作です。
1部の構成は、擂鉢山(169m)に星条旗を立てるあのシンボリックな写真の被写体だった、兵士3名が本国に呼び戻され戦時公債募集に協力させられてゆく過程を戦場の模様を織り交ぜながら描いています。
この映画、これまでの「史上最大の作戦」など多くの戦争映画と趣きを異にしている作品ですが、クリント・イーストウッド監督の「戦争には正義はない」とのメッセージが充分伝わってきました。
「硫黄島」の戦では親戚の一人も戦死しています。あの戦争から61年、親戚はことし家族と共に島に慰霊に訪れたそうです。
日本側守備隊の勢力は2万2000人、それに対して米軍勢力は7万4000人。狭い島内で30数日にわたる死闘が繰り広げられ、日本側の戦死者2万129名。一方、米軍側戦死者は7000人、負傷者を含めると2万8896名にものぼります。
遺骨収集もはかどらず、そのため島全体が墓所であるとも言われています。第2部、日本側の視点からえがく「硫黄島からの手紙」も是非見てみたいと思っています。
by makimaki59 | 2006-11-16 22:09 | 日記 | Comments(0)

「出口のない海」を見て・・・・


かねてから人間魚雷回天に関心のあつた私ですが、TV-CMを見て「出口のない海」はどのように特攻隊員の心情を描いているのかを見たくて出かけました。
結論から言えば、☆3ッ・・・(最高は5ッ星)
それなりに特攻兵器「回天」を登場させなければならなかった時代背景は描けていたが、死を覚悟した特攻隊・回天搭乗員の心の深淵を描ききれていなかったのでは・・・・。
敗戦の色が濃くなってきた太平洋戦争末期には、起死回生をはかるべく、数々の特攻兵器が開発されました。
かって、何人かの方々から当時の模様を聞いたことがあります。一人は茨城県の霞が浦の予科練で特攻隊員を養成していた教官、船首部分に爆薬を搭載した木製のモーターボートで敵艦に突撃する「震洋」の特攻隊員の方、また、簡易な潜水服を着て上陸用舟艇を攻撃する「伏龍」の特攻隊員の方・・・・一応に訓練の厳しさを語っていました。
特攻での成果より訓練で犠牲となった隊員の数が多かったようです。ある人は「予科練での訓練も厳しかったが、特攻要員としての訓練の厳しさはその比ではなかった」と当時の模様を語っていたことを思い出します。
その点からしても、山口県・光基地での訓練風景は、まるで現代の運動部のランニング風景を見るような締まりのなさが感じられました。
はなはだ辛口批評となりましたが、60余年前のあの太平洋戦争で国を守るため・家族を守るためにに自爆と言う手段で幾多の若者が生命を散らしていった事実を厳粛に受け止め、平和への願い、不戦への誓いを新たにすべきと再認識させてくれた映画ではありました。

 回天命名の由来・・・「天を回らし、戦局の逆転をはかる」   

 「出口のない海」公式サイト 


memo
回天・・・高性能を誇った九三式酸素魚雷を母体に開発。 長さ・・・14.75m 直径・・・1.0m
速力・・・30ノット 総重量・・8.3トン 馬力・・・約450馬力  航続距離・・78km 炸薬量・・・通常魚雷の約3倍  一人乗り。
※終戦までに訓練を受けた回天搭乗員は1,375名。戦没者は搭乗員106名、整備員39名の合わせて145名。 戦没者の平均年齢は21.1歳でした。
by makimaki59 | 2006-09-24 10:56 | 日記 | Comments(2)

「Always3丁目の夕日」を観て・・・

友人に薦められて[Always三丁目の夕日」を見に行った。時代設定は昭和33年の東京。戦後の焼け野原状態から途中に朝鮮戦争の特需などもあって復興への光明が見え出した頃でもある。
映画のストーリー自体は単純で余り物語性を持たないが、日常性を切り取ることによって逆に素直に惹きつけられてゆく。
集団就職列車・東京タワーの建設・力道山・赤提灯・駄菓子屋・自動車修理屋・都電等を登場させたところに構成のうまさを感じる。小道具もいい、駄菓子屋の小物の数々・三輪車・テレビ・洗濯機・冷蔵庫・フラフープなど団塊の世代以上の人にとっては懐かしい品々であっただろう。
キャストも良かった!青森から集団就職してきた星野六子(むつこ)を演じる堀北真希、就職先の鈴木オート社長を演じる堤真一、その奥さんを演じる薬師丸ひろ子。特に堀北真希の青森弁と真っ赤な頬が東北の少女をイメージできたし演技も冴えていた。また、鈴木オートの息子を演じる、小清水一揮と古行淳之介を演じる須賀健太の両子役の演技もそれぞれの性格をしっかり打ち出し感動ものであった。
あの、登場人物のネーミングも鈴木オート・茶川竜之介・古行淳之介・・・等。いろいろなイメージを膨らませる意図があつたのだろうか・・・・。

     ■泣くような映画ではないと思うが、何故か涙が溢れ出てくる不思議な映画だった。
by makimaki59 | 2006-01-15 19:55 | 日記 | Comments(5)

「男たちの大和」に涙・・・

またぞろ寒波がやってきた。冷え込みも厳しかったのか軒先のツララも今冬一番の長さ!この寒さで、どうも風邪をひいたらしく昨夜から気管支がこそばゆい。家にいても寒く、あたたかい
映画館に避難しようと午後から、かねてから観たい思っていた「男たちの大和」鑑賞に出かけた。良い映画だった!恥ずかしながら上映中、何度か目頭が熱くなり涙した。
これまで戦争物の映画を数多く見てきたが、上位にランクされる作品だと思う。
これだけ感動させるのは、下士官クラスの曹長と四等兵(15~16歳の少年兵)に焦点を絞り
大和の最後を描いたところにあると思う。物語は60年前少年兵として大和に配属された漁船の
老船長が、「大和の眠る東シナ海へ運んでほしい」との女性のたっての依頼から展開してゆく。
老船長を演じる仲代達也の演技が冴えていた。
けっして戦争賛美の映画ではなく、是非、若者を含めて多くの人に見てもらいたい作品である。
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                 今冬一番の氷柱(ツララ)の長さ!
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               庭の巣箱。そろそろ屋根の雪降しが必要かも?
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                 土曜日なのに映画館はかなりの入りである。
 
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                      「男たちの大和」のポスター

映画のなかで印象に残るシーンが数多くあるが、臼淵大尉(長嶋一茂)が部下に訓示した「死ニ方用意」が妙に印象に残った。

■原作 辺見じゅん 監督 佐藤純彌 ■制作費 6億円
■主な俳優 渡哲也・反町隆史・中村獅童・奥田瑛二・林隆三・勝野洋・高岡健二・山田純太・  白石加代子・蒼井優・寺島しのぶ・・・・・。
by makimaki59 | 2006-01-07 21:33 | 日記 | Comments(2)