富山国際会議場でユネスコ全国大会 ①

第67回の日本ユネスコ運動全国大会が、5月28日~29日両日、富山県で開催されました。
石川県からは、石川県ユネスコ協会と白山ユネスコクラブから14名のメンバーが参加しました。

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全国100余のユネスコ協会やクラブから900人近い会員が参加しての開会式
富山県のマスコットキャラクター、「きときと君」と来年富山で開かれる
高校総合文化祭のキャラクター、「らいと君」がお迎えです。
また、パリのユネスコ本部からはゲタチューエンギダ事務次長が出席し祝辞を述べました。

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開会に先立ちオープニングセレモニーとして
富山県立南栃平高校の郷土芸能部の皆さんが
五箇山民謡の”こきりこ”や”麦屋節”で参加者を魅了しました。

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今年でユネスコ加盟60周年を迎えるにあたって
前ユネスコ事務局長の松浦晃一郎氏が
戦後、日本の国際舞台への復帰にあたり民間ユネスコ運動が
大きな原動力になった経緯などを改めて説明しました。

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初日はこの他、東日本大震災の被災地の様子を映像で伝えるとともに
子どもたちへ息の長い教育支援を続けて行くことを決めました。

基調講演では木工工芸家の稲本 正さんが講師として森林の大切さを訴えました。
また、パネルディスカッションでは東大副学長の西村幸夫さんをコーディネーターに
稲本氏、富山大学院教授の張頸さん、富山市長の森雅志さん
富山ユネスコ協会前会長古田暉彦さんをパネリストに今大会テーマの
持続可能な社会の実現に向けて、地球市民として何が出来るかを探りました。

by makimaki59 | 2011-05-29 18:16 | ユネスコ
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