レース2日目
依然として梅雨前線が上空に停滞してして天気予報は雨
また、引き続き大雨洪水警報が出されている最悪のレースコンディションです。
覚悟を決めて雨具を2重に重ねてジュリーボートに乗りこみましたが、
天気予報ははずれ!低く雲が立ち込めているものの幸い雨にはあいませんでした。
2日目は9:30の470級からスタート
曇り空ながら風は5~6m/sと申し分ありません。
本部艇には、いろいろな旗が展開されていますが
その中で、パンピングやロッキングなどを認める
O旗も掲げられています。
470級のスピーンラン
天候が、悪く2日目は2~3レースできれば上出来と思っていましたが
470級、スナイプ級ともに4レース、初日の1レースを合わせると
5レースを実施することができ、成績の悪い1レースを捨てレースと
することもできました。
スナイプ級の風上走(クロスホールド)
沈起こしにギブアップ!
救助艇から救助要員(右)が、海に飛び込み、艇の復元の手助けします。
女性スキッパーやクルーの場合、体力や体重が少ないため
強風時には「沈起こしは」は難しいい場合があります。
波が余り高くないの、何艇か沈をしていましたが、
どうも、風が息をしていて、時たま吹くブローとジャイビングの
タイミングが悪いとか、その時のスキッパーとクルーとの息が合わず
艇のコントロールを失うことが、主な原因のようです。
この他、スナイプ級でサイドのアッパーステーが切れて
救助された艇もありましたが、このような場合も
できれば応急処置の方法を、日頃から勉強してほしい・・・
(例)サイドステイ―が切れた場合、マストが折れないように
すぐに反対タックに変える・・・② 風が強い場合セールをおろして
修理作業を行う。 ③低い位置での破断の場合はシート類で補修。
(この場合は走らせながらでも可能の場合もある)今回のような上部での
破損の場合は、メーンハリヤードをサイドステーに代用してジブセール
だけで帆走する方法もある)この他、ラダーが壊れた場合や
ラダーのピンが壊れた場合などの対応の仕方を考えおいた方が良い。
常に救助艇がいるとは限りません・・・自分の艇を護ることは
自分の命を守ることにつながります。
また、幸いに近くに助けてくれる船や艇がいた場合は
どのような準備をしなければならないかも考えてほしい。
①曳航用のロープ(シート)を準備し、すぐに渡せるようにする。
②セールをおろし、流されないように束ねる。
③センターボードをあげる・・・おろしたままだと曳航時に艇が踊る。
※救助されるにも、それなりのマーナーが必要です。
当然、曳航が終わった段階で「ありがとうございました」の挨拶を!
ジュニアの選手たちでもできることです。
つづく