2018年度のヨットシーズン開幕!

石川県セーリング連盟の新年度の活動スケジュール等を決める
2018年度総会が4月22日午後、いしかわ総合スポーツセンターで開かれました。
総会には連盟加盟の高校生、大学生を含む会員およそ50名が参加しました。

例年、総会に先立ちヨット関係するゲストを迎えて講演を開いていますが、
昨年、県連の長い歴史の中で初の水難死亡事故が発生。
練習中の金沢工業大学ヨット部の選手1名が亡くなるという
悲しい事故がおきたことから、今回は七尾海上保安部交通課の
担当者を招き「海難防止」をテーマに講習会を開きました。

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それによりますと2016~2017の2年間で全国で起きた
ディンギー(小型艇)の事故は30件で大半は転覆、復元できなくて
他の船に救助、曳航されれケースのようです。
原因の多くは前線通過による気象の変化によるもので
「可能な限り気象情報の把握に努め事故防止につなげてほしい!」
と呼びかけました。また、海上保安庁では津波警報や注意報などを
メールで配信する「緊急情報配信サービス」を提供しており
メールアドレスの登録(無料)を勧めています。

この他、事故防止のために海上衝突予防法、航行ルールや
ISAFセーリング規則の確認、ライフジャケットの着用、
落水した場合の体力の温存、それに体温低下を防ぐ工夫が大切です。
特に冬場の海水温は低く、5度以下の場合は1時間もたないそうです。
ウエットスーツやドライスーツを着用などの対応をしたいものです。

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中日新聞、23日朝刊に掲載されました。


この他、海に出る場合は、携帯電話やスマートフォンを
防水パックに入れとおくことを勧めています。

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講習会の後は総会に移り、前年度の事業報告、決算報告
新年度の行事日程、予算案が承認されました。
今年は福井国体の本番! 石川県連も支援体制をとっており
昨年につづき、何かと忙しい年になりそうです。





by makimaki59 | 2018-04-23 09:42
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