「海を語る・・・」 高田宏(作家・随筆家)

先週の土曜日、内灘町文化会館で「2006 内灘砂丘フェティバル」が開催されました。今回は「内灘!夢抱く子らを育む町に」 ~ ふるさとの自然美を詩から再発見して~がテーマです。
ゲストには大聖寺で高校まで過ごした作家で随筆も手がける高田宏さんとオーケストラ・アンサンブル金沢を迎えました。
雨風の強いあいにくの天気でしたが、700席余りある大ホールが満席状態! 町民スタッフも参加して企画立案しているこの手作りイベントも、すっかり地域に定着したようです。
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「日本海繁盛記」「雪 古九谷」などの著書を持つ高田さん、さすが地元北前船の歴史や多くの船旅を経験なさっているようで、ヨット好きの私にとっては・・・「そう、そのとおり!」と納得。
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また、石川県とも関わりの深い渤海との数多い交易で難破したのは1艘だけだったことや当初は政治家同士が交渉窓口だったようですが、うまく行かず教養の高い菅原道真など文民同士の交渉窓口に変わつたなど興味深い話が聞けて「満足の講演」でした。

■この他、地元小学生の内灘の「四季」をテーマにした詩の朗読。ジャン・ルイ・フォレスティエ指揮・オーケストラ・アンサンブル金沢の「田園」等の演奏。それに内灘中学校吹奏楽部とオーケストラ・アンサンブル金沢 合同の「内灘中学校校歌」演奏に観客から感動の拍手が送られていました。
by makimaki59 | 2006-12-06 21:55 | 日記
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