中東和平への一滴!

長年にわたり紛争がつづくイスラエルとパレスチナの平和への道を探ろうと
2003年から肉親を紛争やテロで亡くした遺児を、それぞれ5名、日本に招き
怨讐を越えて相互理解を深めてもらおうとの 「中東和平プロジェクト」が、
世界連邦都市宣言第1号の京都府綾部市から始まりました。
昭和32年に同じく世界連邦平和都市宣言をしている金沢市も、このプロジェクトに賛同、
この夏に第6次招聘都市としてイスラエル・パレスチナの子どもたちを招くことになりました。

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金沢市役所での第1回実行委員会
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石川県ユネスコ協会もサポート・メンバーの一員に加わりました。
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世界連邦宣言自治体全国協議会からの支援金目録が
四方綾部市長から山出金沢市長に贈られました。

  
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会議終了後、四方綾部市長の講演が行われました。
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実現困難と思われた、この構想をイスラエル・パレスチナ双方の理解を取り付け
また、二の足を踏む外務省を説き伏せ現実のものにした
綾部市長の行動力に感服させられます

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講演会には国際交流団体などから
多くの人たちが聴講に訪れました。

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これまでに、このプロジェクトで招かれた紛争遺児は44名、金沢を含めると54名となります。
数はまだまだ少ないですが、四方綾部市長の言うとおり、中東和平実現に向けて
、「この一滴が大河に」になることを切に望みたいものです。
金沢での滞在は4日間。うち2日間はパレスチナとイスラエルの子どもたちが、
それぞれペアとなりホームステイ先で生活をともにして平和の大切さ体験してもらいます。

memo 中東和平プロジェクト開催都市:’03 綾部市・’04 岡山市・’05徳島市
’06亀岡市(紛争激化で来日できず中止)・’08小金井市・ ’09金沢市


by makimaki59 | 2009-04-21 22:25 | ユネスコ
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